ペット予防接種費用 計算ツール|狂犬病・混合ワクチン・フィラリア・ノミダニの年額試算
【ご注意】このページの計算結果・情報は参考値です。正確性・最新性は保証できません。税務・法務・お金・設計・施工・安全などに関わる判断は、公式の資料と専門家の確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。免責事項
犬・猫の1年間の予防接種・予防医療コアコストを即時算出。狂犬病予防注射(犬のみ狂犬病予防法で年1回接種義務)・5種/8種混合ワクチン・3種混合(猫)・フィラリア予防(犬・4〜11月)・ノミダニ駆除薬の相場を反映。狂犬病予防法の手続きとあわせて、子犬子猫の初年度費用から成犬成猫の年次費用まで解説します。
ペット予防接種費用 計算機
計算式と単価の内訳
基本式(犬・成犬・年額)
狂犬病(犬3,500円) + 混合ワクチン(5種7,000円/8種10,000円) + フィラリア(約8,000円) + ノミダニ(15,000円/年)
= 総額 33,500〜36,500円/年
単価の相場
| 項目 | 相場(円/回) | 頻度 | 年額目安 |
|---|---|---|---|
| 狂犬病予防注射(犬) | 3,000-4,000 | 年1回(法定) | 3,000-4,000 |
| 狂犬病 登録手数料(自治体) | 3,000(初回のみ) | 生涯1回 | — |
| 5種混合ワクチン(犬) | 5,000-8,000 | 年1回 | 5,000-8,000 |
| 8種混合ワクチン(犬) | 8,000-12,000 | 年1回 | 8,000-12,000 |
| 10種混合ワクチン(犬) | 10,000-15,000 | 年1回 | 10,000-15,000 |
| 3種混合ワクチン(猫) | 4,000-6,000 | 年1回 | 4,000-6,000 |
| 5種混合ワクチン(猫) | 6,000-8,000 | 年1回 | 6,000-8,000 |
| フィラリア予防(内服) | 800-1,500/月 | 4〜11月(8ヶ月) | 6,000-12,000 |
| フィラリア予防(注射) | 8,000-15,000 | 年1回 | 8,000-15,000 |
| ノミダニ予防(スポットオン) | 1,200-2,000/月 | 通年推奨 | 14,000-24,000 |
| フィラリア検査 | 2,000-3,000 | 春先1回 | 2,000-3,000 |
狂犬病予防法(犬の法定義務)
日本では狂犬病予防法(1950年制定)により、生後91日以上の犬は年1回の狂犬病予防注射と、生涯1回の犬の登録(市区町村)が義務付けられています。違反時は20万円以下の罰金(狂犬病予防法第27条)。
登録・注射のスケジュール
| 手続き | 費用目安 | 時期 |
|---|---|---|
| 犬の登録(市区町村) | 3,000円 | 生後91日以内 or 譲り受けから30日以内 |
| 鑑札交付 | 登録費に含む | 登録時 |
| 狂犬病予防注射 | 3,000-4,000円 | 年1回(4-6月の集合注射 or 通年動物病院) |
| 注射済票(自治体) | 550円 | 予防注射のたびに交付申請 |
集合注射と個別接種
春の集合注射(4〜6月に自治体・獣医師会主催)は動物病院の個別接種より1,000〜2,000円安く済むメリットあり。
混合ワクチンの種類と費用
混合ワクチンは法定義務ではなく、含まれる種類の数で費用が変わります。
犬の混合ワクチンの費用
| 種類 | 費用 |
|---|---|
| 2種 | 3,000-5,000円 |
| 5種 | 5,000-8,000円 |
| 7種 | 7,000-9,000円 |
| 8種 | 8,000-12,000円 |
| 10種 | 10,000-15,000円 |
猫の混合ワクチンの費用
猫は狂犬病予防注射は法定義務ではありません。
| 種類 | 費用 |
|---|---|
| 3種 | 4,000-6,000円 |
| 4種 | 5,000-7,000円 |
| 5種 | 6,000-8,000円 |
| 7種 | 7,000-10,000円 |
フィラリア・ノミダニ予防
フィラリア予防(犬)
予防薬は月1回の内服か年1回の注射で、費用は次のとおりです。
- 内服薬: 月1回チュアブル・タブレット、4〜11月の8ヶ月分。1回800-1,500円。
- 注射薬: 年1回注射で1シーズン持続。8,000-15,000円。飲み忘れリスクなし。
- フィラリア検査: 2,000-3,000円。
ノミ・マダニ予防(犬・猫)
通年で行うか、春〜秋だけにするかで年額が変わります。
- スポットオン(首元滴下): 月1回、1,200-2,000円。
- 内服チュアブル: 月1回、1,500-2,500円。
- フィラリア+ノミダニ複合剤: 月1回、2,000-3,500円。犬向け。
初年度と成犬・成猫の年間費用
子犬の初年度は約40,000〜60,000円が予防医療の総費用目安。
成犬の年間費用
狂犬病(4-6月) + 混合ワクチン(年1回・任意時期) + フィラリア(4-11月) + ノミダニ(通年) で年間約30,000〜40,000円が目安。
成猫の年間費用
3種混合ワクチン(年1回) + ノミダニ予防(通年) で年間約19,000〜30,000円が目安。
代表的な使用シーン
ペットを迎える前の予算試算
年間3〜4万円の予防医療費が15年続く=生涯45〜60万円の医療コスト。食費・保険料と合算して、飼育開始前に持続可能な家計計画を立てられます。
アウトドア用途向けワクチン切替
キャンプ・登山・トレッキング等、水辺や山林で犬と過ごす予定がある場合の、8種→10種混合切替時の年間コスト差の把握。
ペットホテル・トリミング利用時の証明書
多くのペットホテル・トリミングサロン・ドッグランは混合ワクチン接種証明書の提示を求めます。年1回の接種スケジュールを計画的に管理し、旅行前に間に合わせる。
多頭飼育の年間コスト
2頭以上の場合、狂犬病+混合+フィラリア+ノミダニで頭数分の費用が発生。ある動物病院ではリピーター割引で頭数割引が入るケースもあり、年間予算感が変わります。
集合注射 vs 個別接種の比較
春の集合注射(自治体主催)は個別より1,000〜2,000円安い。費用の比較材料になります。
ペット保険の予防カバー確認
多くのペット保険は予防接種・予防医療を対象外としますが、一部の保険には健康診断・予防給付の特約あり。年間予防費用と特約保険料を比較検討する材料に。
よくある間違い・注意点
- 狂犬病予防注射を忘れる/怠る — 犬は狂犬病予防法で年1回の予防注射が法定義務。違反時は20万円以下の罰金です。日本は狂犬病清浄国ですが、周辺国では発生があり、水際でのリスク管理として法制度が維持されています。
関連する法令・基準
- 狂犬病予防法(昭和25年法律第247号) ― 犬の登録・年1回の予防注射・鑑札装着・注射済票装着を義務化。厚生労働省所管。
- 動物の愛護及び管理に関する法律 ― 適正飼養義務。環境省所管。
- 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 ― 狂犬病(4類感染症)。厚労省所管。
参考文献・公的資料
ペット予防接種について正確な情報は、以下の公的機関・獣医師団体の資料が一次情報源です。
- 厚生労働省 狂犬病 ― 狂犬病予防法・国内発生状況・登録手続きの公式情報。
- 環境省 動物愛護管理室 - ペット飼養関連 ― 適正飼養義務、動物愛護法の公式情報。
- 公益社団法人 日本獣医師会 ― 予防医療・狂犬病予防事業・混合ワクチンガイダンス。
- 公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA) ― 動物病院リスト・予防医療ガイドライン。
- 農林水産省 動物用医薬品 ― 動物用医薬品・ワクチンの承認情報。
- 日本動物福祉協会 ― 適正飼育・多頭飼育崩壊予防等。
- 厚生労働省 狂犬病Q&A(PDF) ― 一般向けQ&A集。
よくある質問(FAQ)
狂犬病予防注射は法定?
犬のみ狂犬病予防法(1950年制定)で年1回接種が法定義務です。生後91日以上の犬が対象で、違反時は20万円以下の罰金(狂犬病予防法第27条)。あわせて市区町村への登録と鑑札・注射済票の装着も義務。猫は法定義務ではありません。
猫の混合ワクチンはいくら?
3種混合で年1回4,000-6,000円、4〜5種混合で5,000-8,000円が相場です。
費用節約のコツは?
動物病院で価格差が大きいので、同一地域の複数病院に問い合わせるのが基本。また、春の集合注射(狂犬病)は個別接種より安く、フィラリア+ノミダニ複合薬は個別購入より若干安い場合があります。ただし価格だけでなく獣医師の説明や対応の質も重要なため、安さ一辺倒は非推奨です。
ノミダニ予防は冬もいる?
通年で行うか春〜秋だけにするかで年額が変わります。本ツールでは通年15,000円・春〜秋8,000円で試算しています。
予防接種はペット保険でカバーされる?
ほとんどのペット保険で予防接種・予防医療は対象外です(健康保険の予防と同じ扱い)。ただし一部の保険には健康診断・予防給付特約があり、月上限で給付されるものもあります。特約付き保険料と実費を比較して加入判断してください。
集合注射と動物病院どっちがいい?
集合注射(自治体主催)は費用が1,000-2,000円安く便利です。どちらで受けるかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。