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地耐力N値地盤基礎

地耐力(N値・許容支持力度)

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N値・土質・基礎深さから許容支持力度・地盤改良要否を即判定。戸建て・低層建築の基礎設計に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

地耐力(N値・許容支持力度)ツール

N値と支持力(概算)

砂質・礫質: qa ≒ N × 10 + 根入れ深×20 (kN/m²・長期の目安)

粘性: qa ≒ N × 10 + 根入れ深×6 (kN/m²・長期の目安)

粘性土は告示第1113号の式 qa = 1/3(α·C·Nc + γ2·Df·Nq) に、φ=0(Nc=5.1・Nq=1.0)、粘着力C=一軸圧縮強さqu/2、qu≒12.5N(Terzaghi-Peck)を当てた概算です。N値からの推定は誤差が大きいため、設計は地盤調査(一軸圧縮試験・平板載荷試験など)の結果によります。

N値=標準貫入試験の打撃回数。10未満で軟弱、10-30で普通、30以上で良好が目安。地盤調査結果に基づく判定が原則。

N値と地盤区分

N値砂質土粘性土
0-4非常に緩い非常に軟らかい
4-10緩い軟らかい
10-30中程度中程度
30-50密硬い
50+非常に密非常に硬い

地耐力(N値・許容支持力度)の詳しい解説

地耐力は「N値と土質の関数」で概算判定。戸建ての基礎は、地盤の長期許容応力度が20kN/m²未満なら基礎杭、20以上30未満なら基礎杭またはべた基礎、30以上なら布基礎も可(平成12年建設省告示第1347号)。N値10未満なら地盤改良検討。液状化リスク・不同沈下・盛土地盤の場合は特に厳格な判定が必要です。

実務では「スウェーデン式サウンディング(SS)+標準貫入試験(SPT)」で地盤調査。戸建てはSSで簡易判定、大型建物・地下ある物件はSPTで詳細調査。地耐力不足なら表層改良・柱状改良・杭基礎の3択で対応します。

業界・現場での使い方

戸建て基礎設計

地盤調査結果からべた基礎/布基礎/杭選定。

マンション設計

杭工事の支持層深さ判定。

土木工事

擁壁・護岸の基礎地盤評価。

よくある間違い・注意点

  • N値のみで判断 — 液状化・不同沈下・盛土等の総合評価必要。
  • 根入れ深さ無視 — 根入れ深いほど支持力向上。
  • 土質判別ミス — 同じN値でも砂と粘土では支持力の出方が異なり、粘性土はN値からの推定誤差が大きい。土質試験結果を確認。

関連する規格・法規

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

戸建てに必要な地耐力は?

建物の荷重と基礎の設計で決まります。基礎の種類は、地盤の長期許容応力度が20kN/m²未満なら基礎杭、20以上30未満なら基礎杭またはべた基礎、30以上なら布基礎も可(平成12年建設省告示第1347号)。

地盤改良の相場は?

表層改良30-50万、柱状改良80-150万、杭基礎150万-。

液状化リスクは?

緩い砂質土(N値10未満)+地下水位高で発生。

スウェーデン式サウンディングとは?

戸建て向け簡易地盤調査。5-10万円/物件。

N値とは何ですか?

標準貫入試験(JIS A 1219)で、重さ63.5kgのハンマーを76cm落下させ、サンプラーを30cm貫入させるのに要した打撃回数です。数値が大きいほど地盤が締まっていることを示し、基礎設計の第一パラメータとして扱われます。

N値50以上の地盤はどう評価しますか?

非常に密(硬い)地盤で、支持層として扱える良好な地盤です。マンションや中高層建築では、この層まで杭を到達させる設計が基本になります。ただし薄い層が挟まっているだけのケースもあるため、層厚と連続性の確認が必要です。