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コンクリート配合DIY基礎

コンクリート配合比・必要材料量

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用途別配合比(1:3:6〜1:2:3)と打設体積からセメント・砂・砂利・水の必要量、25kg袋数を即算出。DIY基礎工事・土間打設・小規模モルタル施工に。

最終更新:2026-05-06/監修:計算ツールズ編集部

コンクリート配合比・必要材料量ツール

配合比と1m³あたり材料量

1:3:6(スラブ) / 1:2:4(基礎) / 1:2:3(RC柱梁)

体積比表記の背後にある実際の質量(kg/m³)を求めるには、各材料の絶対容積率と密度を掛け合わせます。生コン工場では設計基準強度(Fc)から水セメント比(W/C)を決定し、材料量を細かく調整しますが、体積比の手練りは強度が保証されないため、この表は物置の基礎・土間・花壇の縁などの小規模な非構造部分の目安です。建物の基礎・柱・梁など構造耐力を負担する部分は、生コン(JIS A 5308)を呼び強度で発注し、設計者の指示に従ってください。

用途別 標準配合(1m³あたり)

用途配合比セメント砂砂利水
土間コン・犬走り1:3:6170kg640kg1150kg100L
基礎コンクリート1:2:4280kg600kg1200kg160L
RC柱・梁1:2:3320kg600kg1100kg180L
厚塗りモルタル1:3450kg1500kg—220L
仕上げモルタル1:2600kg1400kg—280L

コンクリート配合比・必要材料量の詳しい解説

コンクリート配合比は用途別に「セメント:砂:砂利」の体積比で表現するのが伝統。基礎工事の1:2:4、土間打設の1:3:6、RC柱梁の1:2:3が定番配合です。強度が必要な部位ほどセメント比率を上げ、逆に体積主体で強度不要な部位はセメントを減らして経済性を優先します。

実務ではセメント袋(25kg)換算が便利です。基礎コン1m³ならセメント11-12袋、砂0.4m³、砂利0.8m³、水160L。DIYレベルではドライミックスト(セメント+砂+砂利プレミックス)25kg袋を10袋で0.15m³作れる商品もあり、少量施工の定番選択肢になっています。

本格的な生コン工場では設計基準強度Fc(18-60N/mm²)から水セメント比(W/C 40-65%)を決定し、スランプ(流動性)・空気量まで細かく管理します。JASS 5(建築工事標準仕様書)が国内の標準規格で、コンクリート試験(スランプ・空気量・強度供試体)による品質確認が施工要領。

業界・現場での使い方

DIY基礎・土間工事

物置基礎・カーポート土間・ブロック塀基礎の小規模施工。ホームセンター材料での試算に。

外構工事・エクステリア

玄関アプローチ・駐車場土間・花壇縁石の材料見積り。左官業者・造園業者の現場計算。

小規模建築・農業施設

倉庫基礎・畜舎床コンクリート・農機具置き場の材料計画。

呼び強度別の標準配合と水セメント比

体積比(1:2:4など)は現場の慣用表記ですが、生コンを発注するときは呼び強度(N/mm²)で指定します。呼び強度から逆算した1m³あたりの材料量と水セメント比(W/C)の目安は次のとおりです。

種別セメント砂砂利水W/C
捨てコン(均しコン)220kg900kg1300kg150L約68%
普通18N/mm²280kg850kg1100kg170L約61%
普通24N/mm²320kg830kg1050kg170L約53%

水セメント比(W/C) = 水の質量 ÷ セメントの質量 × 100 (%)

W/Cは強度と耐久性を決める最重要指標で、低いほど高強度・高耐久、高いほど施工しやすい代わりに強度が落ちます。捨てコンのように強度を求めない部位はW/Cを高めにして経済性を優先し、構造体ではW/Cの上限が仕様書で定められます(JASS 5では計画供用期間の級などに応じて規定)。

なお、生コン(レディーミクストコンクリート)の呼び強度・スランプ・粗骨材最大寸法の組み合わせはJIS A 5308に規定されています。発注時は「24-18-20」のように呼び強度-スランプ-粗骨材最大寸法の順で指定します。

よくある間違い・注意点

  • 体積比のまま材料を混ぜる — バケツ比で混ぜると水セメント比が狂う。質量計算またはメーカー指示に従う。
  • 水量を目分量で追加 — 水セメント比が施工性のためだけに増えると強度激減(60→40%目安)。
  • 骨材を細砂だけで混ぜる — 粒径が揃うと隙間充填不足でジャンカ(空隙)発生。粗砂+砂利で骨材粒度を確保。

関連する規格・法規

  • 日本建築学会「建築工事標準仕様書 コンクリート工事」— 国内標準。
  • JIS A 5308「レディーミクストコンクリート」— 呼び強度・スランプ・粗骨材最大寸法を定める生コンの規格。
  • コンクリートの強度・材齢に関する基準。

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。実際の設計・施工・法令適用は最新の告示・規格および所轄官庁の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

DIYで基礎コンクリートを作る場合の目安は?

配合1:2:4、1m³=セメント11-12袋(25kg)、砂0.4m³、砂利0.8m³、水160L。ドラム式ミキサーレンタルで施工。

生コン工場から購入する場合の単位は?

m³単位。価格は地域・時期・配合・数量で大きく異なり、少量では小型車での割増や運搬費、ポンプ車を使えば圧送費が加わります。地元の生コン工場か生コン協同組合で見積りを取ってください。

水セメント比とは?

水量/セメント量(質量比)。40-65%が実用範囲。低いほど強度大だが施工性悪化。

骨材の砂と砂利のサイズは?

砂: 5mm以下、砂利: 5-40mm(通常15-20mm主体)。粒度分布が施工性・強度に効く。

セメント25kg袋で何m³作れる?

基礎コンで0.09m³、土間コンで0.14m³、モルタル1:3で0.055m³。

普通コンクリートの呼び強度はどのくらい?

住宅・小規模建築では18〜24N/mm²が標準です。住宅の基礎は設計基準強度21N/mm²以上(近年は24N/mm²も多い)とするのが一般的で、発注時は打込み時期の気温による補正を加えた呼び強度を指定します。18N/mm²は土間・捨てコンなど構造耐力を負担しない部分の例です。

生コン1m³の重量はどのくらい?

約2.3〜2.4トンです。セメント・砂・砂利・水の合計で、運搬時の積載重量やスラブへの荷重検討ではこの値を使います。