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排水桝インバート桝屋外配管SHASE-S 206

排水桝サイズ選定 計算ツール|宅地・屋外排水の内径・人孔判定・設置間隔

【ご注意】このページの計算結果・情報は参考値です。正確性・最新性は保証できません。税務・法務・お金・設計・施工・安全などに関わる判断は、公式の資料と専門家の確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。免責事項

接続管径・桝深さ・接続本数から、屋外排水桝の内径・人孔切替・設置間隔を瞬時に算出。塩ビ製小口径桝・鉄筋コンクリート桝(RC桝)・レジンコンクリート桝の選定基準、汚水桝・雨水桝・トラップ桝・ドロップ桝・オーバーフロー桝の使い分けを、SHASE-S 206(空気調和・衛生工学会規格)・下水道法・建築基準法・国土交通省下水道設計指針・各自治体給排水条例に整合させて解説。宅地開発・戸建て住宅・駐車場・工場・商業施設の屋外排水設計に対応します。

最終更新:2026-08-08/監修:計算ツールズ編集部

排水桝サイズ選定 計算機

桝サイズ選定の基本ルール

基本式

桝内径の目安 ≧ 接続最大管径 × 2〜3

ます・マンホールの間隔 ≦ 管の内径 × 120(下水道法施行令第8条第8号ハ)

本ツールは桝の内寸を接続する最も太い排水管の径の2〜3倍を目安に選んでいます(法令の数値ではありません。桝の大きさは自治体の排水設備基準で定められていることが多いので、必ず確認してください)。この寸法は、清掃器具(スコップ・清掃ホース・カメラ調査機器)の挿入余裕、インバート(桝底部の半円溝)加工スペース、点検作業員の視認性確保を根拠にしています。

深さと構造の関係

桝深さは接続管の埋設深さで決まり、勾配・凍結深度・車両荷重で規定されます。浅い桝は小口径塩ビ桝、深くなると大型塩ビ桝や円形コンクリート桝、さらに深い場合は人孔(マンホール)構造を検討します。本ツールは深さ1.5m以上で人孔の検討を表示しますが、これは目安で、法令で決まった深さではありません。

接続本数による補正

3本以上が合流する桝は、単純に管径の2倍では狭くて流路乱流・詰まりが発生するため、1.5〜2倍サイズアップが推奨されます。また接続角度が45度未満のY字合流ではインバート設計が難しく、大型化必須です。

汚水桝・雨水桝・合流桝の違い

排水系統は用途で分離されており、それぞれ桝の構造・機能が異なります。

種別対象排水桝の特徴放流先
汚水桝(インバート桝)台所・浴室・洗面・便所排水底部半円溝で汚物滞留防止、密閉蓋公共下水道汚水管または浄化槽
雨水桝(泥だめ桝)屋根雨水・地表雨水底部15cm程度の泥だめ、格子蓋雨水管または側溝・河川
合流式桝汚水+雨水(合流式区域)汚水桝ベース、雨天時越流あり合流管→合流下水処理場
トラップ桝汚水系統の臭気遮断Uトラップ内蔵、封水50-100mm後続の汚水桝・下水道
ドロップ桝大きな段差の合流落差解消垂直管、水叩き保護接続下流管
グリーストラップ後桝厨房排水(油分後)清掃頻度高い前提の大型汎用桝汚水管系統

建築基準法・下水道法上、合流式区域では既存桝の再利用可、分流式区域では汚水桝・雨水桝を必ず別系統設置する必要があります。誤接続は自治体からの是正勧告対象です。

接続管径別 桝サイズ早見表

主要塩ビメーカーのカタログ標準品で一般的な組合せの目安です。円形コンクリート桝は日本下水道協会規格(JSWAS)品。実際の寸法は自治体の排水設備基準とメーカー資料で確認してください。

接続管径桝内径(角/円)推奨タイプ桝1個の概算費用用途例
φ75 (VP75)150mm角小口径塩ビ桝1,500 - 3,000 円戸建て住宅の中間桝
φ100 (VP100)200-300mm角小口径塩ビ桝2,500 - 5,000 円戸建て住宅の主要桝、標準採用
φ125 (VP125)300-450mm角塩ビ大型桝5,000 - 10,000 円アパート・小規模事業所
φ150 (VP150)450mm角/φ450円塩ビ大型/RC円形10,000 - 25,000 円マンション、駐車場雨水
φ200 (VP200)600mm角/φ600円RC円形桝25,000 - 50,000 円大型建物、工場
φ250 (VP250)750mm角/φ750円RC円形/人孔化検討50,000 - 100,000 円大規模工場、商業施設
φ300 (VP300)φ900円(人孔)1号人孔(直径900)100,000 - 300,000 円幹線接続前、公共下水道接続点

費用は桝本体のみで、掘削工事・埋め戻し・舗装復旧を含みません。宅地内工事総額は桝本体費用の3-5倍(1個15,000〜80,000円)が一般的相場です。

桝種別カタログ

用途別の代表的な桝製品と選定基準を整理します。

塩ビ製小口径桝(戸建て住宅の標準)

種類特徴設置位置
90°合流桝直角合流用、単純合流器具排水と横引き管の合流点
45°合流桝(Y字桝)流れが円滑、詰まり防止主流に対する斜め合流
ストレート桝(点検桝)合流なしの直線点検口15m以上の直線区間の点検口
トラップ桝Uトラップで臭気遮断浄化槽入口、雨水汚水混合防止
ドロップ桝0.6m以上落差の垂直合流斜面地建物、地下ピット排水
90°曲がり桝(エルボ桝)方向転換用、清掃口兼建物角、配管ルート転換点

コンクリート桝・大型桝

φ150以上、または深さ1.5m以上の場合はRC(鉄筋コンクリート)またはレジンコンクリート製の円形桝が主流。日本下水道協会規格 JSWAS A-11(下水道用コンクリート組立マンホール)準拠品を使用します。組立式で運搬・施工性に優れ、耐久年数50年以上。

桝の設置位置と間隔

桝の設置は「点検・清掃のしやすさ」を最優先します。下水道法施行令第8条第8号は、雨水管渠の始まる箇所、流路の方向又は勾配が著しく変化する箇所、内径の120倍以内の適当な箇所にます又はマンホールを設けることを定めています。以下は実務で設置する主な位置です。

必ず設置する位置

  • 排水管の合流点 — 2本以上の管が合流する箇所には合流桝
  • 方向転換点(45度以上) — 曲がりに詰まりが発生しやすい
  • 管径変化点 — 太い管→細い管、または細→太の変化点
  • 勾配変化点 — 急勾配→緩勾配で流速変化、堆積リスク
  • 建物取付口 — 建物から屋外への排水管出口(取付桝)
  • 公共下水道取付口 — 敷地境界の最終桝(公設桝の直前)

直線区間の設置間隔の上限(下水道法施行令第8条第8号ハ)

管の内径ます・マンホールの間隔の上限
75mm9m
100mm12m
125mm15m
150mm18m
200mm24m
250mm30m
300mm36m

公共下水道に接続する排水設備では、暗渠の部分に「管渠の長さがその内径又は内のり幅の百二十倍をこえない範囲内において管渠の清掃上適当な箇所」にます又はマンホールを設けます(下水道法施行令第8条第8号ハ)。流路の方向や勾配が著しく変化する箇所(清掃に支障がないときを除く)、雨水管渠の始まる箇所にも設けます(同号イ・ロ)。自治体の条例・排水設備基準でこれより厳しい間隔が定められていることがあります。

桝材料の選定

塩化ビニル(PVC)桝

戸建て・小規模建物の主流。軽量・加工容易・耐薬品性・耐腐食性に優れ、施工性が高い。積水化学、クボタ、前澤化成が主要メーカー。φ75-φ200・深さ1.5m以下の一般用途に最適。耐用年数30年以上。JIS K 6739準拠。

鉄筋コンクリート(RC)桝

大型・深型に対応。φ600以上のマンホールや幹線接続に多用。組立式(2〜4分割ピース)で運搬性向上。耐久性50年以上。日本下水道協会規格 JSWAS A-11準拠品が公共工事の標準。

レジンコンクリート(RC-R)桝

エポキシ樹脂含浸コンクリートで耐硫化水素性が高く、腐食性ガス(H2S)対策が必要な下水道幹線・浄化槽入口で採用。RC桝より高価だが耐用60年以上。

ステンレス製桝

ホテル・病院・研究所などで高衛生・耐腐食性が要求される場合に使用。SUS304・SUS316L材で意匠性も高い。厨房グリーストラップ後の桝で採用例あり。塩ビの5-10倍価格。

FRP(繊維強化プラスチック)桝

浄化槽本体と一体成形されるケースが多く、単独では少ない。軽量・耐薬品・耐衝撃性のバランス型。合併処理浄化槽の接続桝で主流。

現場打ちコンクリート桝

特殊寸法・非標準形状が必要な場合(既存構造物との取合い、地下埋設物回避)に採用。工期・費用ともに嵩むため通常は既製品優先。工場排水系統や地下ピット内で稀に採用。

人孔(マンホール)への切替

桝深さ・接続管径・接続本数が大きくなると、桝ではなく「人孔(マンホール)」構造を検討します。切替の基準は自治体の排水設備基準や下水道管理者の指導で決まります。

人孔切替の判定基準

  • 深い桝 — 地上から清掃器具が届きにくく、中に入る作業が必要になる深さでは人孔構造を検討します(深さの基準は自治体の排水設備基準で確認)。人孔内の作業は酸素欠乏・硫化水素中毒の危険があり、酸素欠乏症等防止規則に従った測定・換気が必要です
  • 太い接続管 — 接続管径が大きいと既製の桝では収まらないため、人孔を検討します
  • 3本以上の合流 — インバート加工の複雑化で人孔標準サイズ有利
  • 公共下水道取付前 — 自治体条例で人孔要求されるケース多数

1号・2号・3号人孔の使い分け

種別内径用途
1号人孔φ900標準的な汚水管人孔
2号人孔φ1200管径が大きい・合流が多い箇所
3号人孔φ1500大口径管
特殊人孔φ1800以上など幹線

いずれも日本下水道協会規格 JSWAS A-11(コンクリート組立マンホール)準拠。蓋は設置場所に乗る車両の荷重に応じた製品(JIS A 5506 下水道用マンホールふた等)を選定します。

業界での応用

宅地開発・戸建て住宅

建築確認・浄化槽設置・公共下水道接続申請時の必須設計項目。地方自治体給排水条例に沿った桝間隔・サイズ選定が確認申請通過の条件。開発許可(都市計画法29条)の場合はさらに厳密な設計図面提出が必要。

駐車場・道路排水

雨水集水桝(グレーチング蓋)の間隔設計。1桝あたり集水面積 200-500m²目安、大型駐車場では格子蓋 T-25等級で車両荷重対応。国土交通省道路排水設計指針、駐車場法施行令準拠。

工場・商業施設

油水分離桝・厨房グリーストラップ後の汎用桝設計。水質汚濁防止法・下水道法対応で、厨房排水は必ずグリーストラップ経由後に桝接続。工場排水系統は業種別条例(水質汚濁防止法特定施設)対応必要。

公共下水道整備事業

公道埋設幹線の人孔配置・段差処理。下水道法・国交省下水道設計指針・日本下水道協会規格に準拠。都市計画事業として自治体が主体施工、水道事業体・国交省補助対象。

浄化槽設置(下水道未整備区域)

合併処理浄化槽の入口・出口桝、トラップ桝配置。浄化槽法・環境省告示に基づく設計、5-50人槽の規模別標準桝配置図あり。設置届出・保守点検・清掃記録が浄化槽管理者(所有者)の法的義務。

リフォーム・改修工事

既存桝の老朽化診断(モルタル剥離・沈下・破損)、更新工事。宅地内埋設が浅い場合は塩ビ小口径桝で更新、深い場合はライニング工法や布設替え。カメラ調査(TV Inspection)で事前に状態把握し工法選定。

よくある間違い・注意点

  • 管径と同径サイズの桝を選定 — 清掃器具(ワイヤーブラシ・カメラ)が入らず、詰まり時の対応不可。φ150管ならφ300以上の桝が必須です。桝の大きさは自治体の排水設備基準で確認してください。
  • 浅すぎる桝の設置 — 土被り不足で凍結破損(寒冷地)、車両通過による構造破壊、樹木根侵入。必要な土被りは自治体の排水設備基準(車両通行部は深く)で確認してください。
  • 汚水桝と雨水桝の誤接続 — 分流式区域で雨水を汚水系統に流すと下水処理場の負荷増、逆に汚水を雨水系統に流すと河川汚染で下水道法違反(罰則あり)。設計図面と現場照合を必ず実施してください。
  • 深い桝・人孔内での無防備な作業 — 下水の桝・人孔の内部は酸素欠乏・硫化水素中毒の危険がある場所です。中に入る作業は酸素欠乏症等防止規則に従い、酸素・硫化水素濃度の測定と換気を行ってください。
  • 桝底のインバート未加工 — 底部が平坦だと汚物滞留・臭気発生・詰まり原因。半円溝(インバート)を必ず現場加工または既製品で確保。汚水桝の必須施工品質です。
  • 蓋規格の選定ミス — 蓋は桝の大きさではなく、その場所に乗る車両の荷重で選びます。車両が乗る場所に歩行者用の蓋を使うと破損・転落事故につながります。大型車が通る場所はT-25(25トン車)対応品が一般的です。
  • 設置間隔の過剰 — 下水道法施行令第8条第8号ハにより、ますの間隔は管の内径の120倍以内(φ100で12m、φ150で18m)。超えると詰まり時に清掃器具が届かず、掘り返しの大工事になります。

関連する規格・法令

  • SHASE-S 206(空気調和・衛生工学会規格) ― 給排水衛生設備規準。建築設備の設計の参考規準。
  • 下水道法・下水道法施行令第8条 ― 排水設備の設置及び構造の技術上の基準(勾配100分の1以上、ます・マンホールの位置と間隔=内径の120倍以内、雨水ますの深さ15cm以上のどろため等)。国土交通省水管理・国土保全局所管。
  • 建築基準法(排水設備) ― 排水設備の設置義務、建築確認申請時の記載事項。建築基準法施行令 第129条の2の4以下。
  • JSWAS A-11(日本下水道協会規格) ― 下水道用コンクリート組立マンホール。RC桝・人孔の材料・寸法・強度規定。
  • JIS A 5506(下水道用マンホールふた) ― マンホールふたの材料・強度。
  • JIS K 6739(排水用硬質ポリ塩化ビニル管継手) ― 塩ビ製排水管・桝の材料規格。
  • 水質汚濁防止法 ― 特定施設(工場排水)の桝出口水質基準、排水規制。
  • 浄化槽法 ― 浄化槽の設置届出、保守点検、清掃、法定検査の義務。環境省所管。
  • 酸素欠乏症等防止規則 ― 下水の通る暗渠・マンホール等の内部での作業の測定・換気等。
  • 各自治体給排水条例・下水道条例 ― 実際の設計・施工・接続申請の運用基準。市町村水道事業体の公式資料。

参考文献・公的資料

排水設備・下水道設計の詳細情報は、以下の公的機関・業界団体の資料を参照してください。

※本ページの桝サイズ・費用データは概算値です。実際の設計・施工は、所轄下水道事業体(市町村上下水道局)への事前協議、給排水条例・排水設備工事責任技術者による設計、建築確認申請、排水設備計画確認申請の各手続きに基づいて実施してください。公共下水道接続工事は指定工事店(排水設備指定工事店)のみが施工可能で、無資格者の施工は下水道法違反となります。特に工場排水・特定施設・浄化槽関連の設計では水質汚濁防止法・浄化槽法対応が必要で、専門技術者(下水道技術検定・浄化槽設備士等)の判断を仰いでください。

よくある質問(FAQ)

φ150管接続の桝サイズは?

本ツールの目安(接続管径の2〜3倍)では、450mm角(小口径塩ビ桝の大サイズ)または φ450 円形桝が標準です。深さ1.5m未満・接続本数2本以下ならこのサイズで十分。3本以上合流や深さ超過時はφ600以上または人孔化を検討してください。

桝を大きくしすぎるとどんな問題がある?

桝が過大だと流速低下→汚物堆積→悪臭・詰まりのリスク増。適正サイズ選定が原則です。またコスト面でもφ300 vs φ600で本体価格3倍、掘削土量2倍以上と大幅増。過小も過大もNG、自治体の排水設備基準に合ったサイズを選ぶのが原則です。

汚水桝と雨水桝は共用できる?

合流式区域では共用可(合流桝として使用)ですが、分流式区域では絶対に共用不可。分流式で誤接続すると下水道法の排水設備の基準に反し、自治体から是正を求められます。雨天時に下水処理場が処理能力超過し河川汚染。自治体の下水道台帳・整備区域図で必ず確認してください。

桝の耐用年数はどれくらい?

塩ビ製で30-40年、コンクリート製で50-60年、レジンコンクリート製で60年以上が標準。ただし土質(酸性土壌・塩害・地下水位)、車両荷重、地震による沈下で寿命は変動。20年経過時のカメラ調査推奨、破損・変形あれば早期更新が経済的です。

戸建て住宅の桝の総個数の目安は?

延床100-150m²の戸建てで5-8個が典型的。取付桝(建物出口)1個、合流桝2-3個、方向転換桝1-2個、公設桝直前の最終桝1個、雨水桝1-2個の構成。分譲住宅設計標準では宅地面積100m²あたり6個前後です。

桝の設置費用の相場は?

φ150塩ビ桝で本体+掘削+埋め戻し+舗装復旧の総額3-8万円/個、φ600 RC桝で10-30万円/個、人孔(1号φ900)で30-100万円/個。深さ、掘削制約、既設埋設物の有無で大きく変動。工事契約前に相見積もり(3社以上)推奨。

桝が詰まった時の対処法は?

1) 蓋を開けて水位確認、2) スコップで汚物物理除去、3) ワイヤーブラシ・高圧洗浄機で管内清掃、4) それでも解消しない場合は下水道管理者(市町村上下水道局)または排水設備指定工事店に依頼。宅地内の詰まりは所有者責任、公道側は自治体対応が原則です。

マンホール蓋の等級はどう選ぶ?

蓋は設置場所に乗る車両の荷重で選びます。T荷重の数字は想定する車両の総重量(t)で、大型車が通る場所はT-25が一般的です。歩行者しか通らない場所の蓋を車両の乗る場所に使ってはいけません。等級の区分は製品規格・メーカー資料で確認し、将来の用途変更も考えて余裕を持って選定してください。

桝の清掃頻度は?

戸建て住宅の汚水桝で年1回、店舗・厨房系統で3-6ヶ月に1回、グリーストラップは月1-2回が目安。雨水桝(泥だめ桝)は年1-2回の泥さらいが標準。清掃記録は浄化槽の場合は法定義務(浄化槽法)、公共下水道接続の場合は所有者自主管理が原則です。

浄化槽の入口・出口桝は特別?

浄化槽の流入・放流側の桝の配置やトラップ桝の要否は、浄化槽メーカーの施工要領と自治体の指導に従います。浄化槽工事は浄化槽工事業者が浄化槽設備士の実地監督のもとで行います(浄化槽法)。

宅地の傾斜地で桝深さが増える場合の注意点は?

斜面地建物で建物側と道路側で1m以上の高低差がある場合、ドロップ桝(垂直落下桝)で段差解消。深くなる場合は人孔構造を検討(自治体の基準を確認)。傾斜による偏土圧・不同沈下対策として、RC円形桝または現場打ちコンクリート桝で剛性確保、基礎砕石転圧・防護コンクリート打設が推奨されます。

桝の更新時期・劣化サインは?

1) 蓋のがたつき・破損、2) 桝内壁のクラック・剥離、3) 桝周囲の沈下・段差、4) 悪臭・逆流、5) 継続的な詰まり、が主な劣化サイン。カメラ調査(TVインスペクション)で内部確認し、劣化度80%以上なら更新推奨。宅地内は所有者責任、公共側は自治体対応。