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目標心拍数 計算|Karvonen法・MAX法で脂肪燃焼/有酸素/無酸素5ゾーンを年齢から一発算出

【ご注意】このページの計算結果・情報は参考値です。正確性・最新性は保証できません。税務・法務・お金・設計・施工・安全などに関わる判断は、公式の資料と専門家の確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。免責事項

年齢と安静時心拍数から目標心拍数(5段階ゾーン)を瞬時に計算する完全無料ツール。Karvonen法(予備心拍数法・HRR方式)とMAX法(最大心拍×強度%)の両方に対応し、Z1ウォームアップ(50-60%)・Z2脂肪燃焼(60-70%)・Z3有酸素(70-80%)・Z4無酸素閾値(80-90%)・Z5最大(90-100%)の各ゾーンでのランニング・サイクリング・筋トレの適正心拍を自動判定。厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準2013」・日本スポーツ協会(JSPO)・American College of Sports Medicine(ACSM)・American Heart Association(AHA)の公的ガイドラインに基づき、ダイエット・持久力向上・競技力アップまで幅広く活用できます。Gulati式(女性版)・Tanaka式(高齢者版)の補正も解説します。

最終更新:2026-07-26/監修:計算ツールズ編集部

目標心拍数 計算ツール

朝起床直後・横になった状態で1分間。一般成人60-80bpm、アスリート40-60bpm。

計算式(Karvonen/MAX/Gulati/Tanaka)

基本式

最大心拍数(HRmax) = 220 − 年齢
予備心拍数(HRR) = HRmax − 安静時心拍数
Karvonen法:目標心拍 = HRR × 強度% + 安静時心拍
MAX法:目標心拍 = HRmax × 強度%

より精密な計算式

「220-年齢」式は簡便な近似式で±10-12bpmの個人差があるため、以下の高精度式もあります。

  • Tanaka式(2001):HRmax = 208 − 0.7 × 年齢(20代-90代全般で誤差最小)
  • Gulati式(女性向け):HRmax = 206 − 0.88 × 年齢(女性で誤差-4bpm縮小)
  • Nes式(座位が多い人向け):HRmax = 211 − 0.64 × 年齢
  • 実測トレッドミル/自転車エルゴメーター法:±2bpm精度、本格アスリートに推奨

Karvonen法とMAX法の違い

Karvonen法は個人の安静時心拍数を反映するため、鍛えている人・高齢者でも適切な強度が算出できます。MAX法は簡便ですが、安静時心拍が低い人(アスリート)には強度が過大になる欠点があります。

5心拍ゾーンの詳細

ゾーン強度効果主観負荷(RPE)運動例
Z1 ウォームアップ50-60%回復・基礎体力6-9散歩・ストレッチ
Z2 脂肪燃焼60-70%脂肪代謝%最大10-12早歩き・ジョグ・ヨガ
Z3 有酸素70-80%持久力・心肺機能UP13-14ジョギング・サイクリング
Z4 無酸素閾値80-90%競技力向上・LT向上15-17ペース走・ヒルクライム
Z5 最大90-100%VO2max向上18-20インターバル・スプリント

※RPE(Rating of Perceived Exertion)はBorgスケールで、主観的運動強度を6-20の21段階で自己評価する指標。心拍計がない場合の目安として広く使われます。

ゾーン別のエネルギー源

  • Z1-Z2:主に脂質(FAT)代謝、糖質使用は少ない
  • Z3:脂質と糖質(グリコーゲン)を半々
  • Z4:糖質代謝優位、乳酸産生増加
  • Z5:糖質&リン酸系(ATP-CP)、無酸素代謝優位

年代別 最大心拍数早見表(220-年齢式)

年齢HRmaxZ2上限(70%)Z3上限(80%)Z4上限(90%)
20200140160180
25195137156176
30190133152171
35185130148167
40180126144162
45175123140158
50170119136153
55165116132149
60160112128144
65155109124140
70150105120135
75145102116131
8014098112126

安静時心拍数の測り方と目安

正しい測定法

  • 朝起床直後、横になった状態で1分間手首/首の脈を測定
  • 3日以上の平均を取ると信頼性up
  • スマートウォッチは連続測定機能で自動計測(睡眠中の最低値が近い)
  • コーヒー・アルコール・ストレス後・運動後は避ける

年代別・レベル別の目安

属性安静時心拍備考
新生児120-160—
子ども(6-15歳)70-100—
一般成人(男)60-80基準
一般成人(女)65-85男性より5-10高め
運動習慣あり55-65—
市民ランナー50-60—
マラソン愛好家45-55—
プロアスリート40-50—
世界トップ選手30-40Miguel Indurain 28bpm等

心拍計デバイス比較

胸ベルト式(Polar H10・Wahoo TICKR)

心電図(ECG)方式で最高精度±1bpm。競技用・医療機器認証あり、Bluetooth/ANT+接続でスマホ・スマートウォッチ・自転車サイコンと連携。防水5ATM。5,000-15,000円。

光学式スマートウォッチ(Apple Watch/Garmin/Coros)

手首の血流変化から測定、精度±5bpm。日常常時測定、GPS/血中酸素/心電図(ECG医療機器認証あり)機能。Apple Watch Series 4以降はECG認可。20,000-80,000円。

スマートリング(Oura/Ultrahuman/Amazfit)

指輪型で睡眠中の連続心拍計測に強い。日中の運動計測はスマートウォッチに劣るが、24時間監視・レディネス評価に優れる。35,000-70,000円+月額サブスク。

上腕バンド型(Polar OH1/Verity Sense)

手首の光学式より精度高く、二の腕装着で不快感少。スイム・格闘技・筋トレでの安定計測に。8,000-15,000円。

耳センサー(Powersensor)

イヤホン型で音楽再生と同時計測。ランニング特化製品。10,000-20,000円。

シーン別の活用例

ダイエット・脂肪燃焼

Z2(60-70%HRmax)を週3-5回、1回30-60分継続。「会話しながら走れる」強度が目安。総カロリー消費は高強度のほうが多いが、Z2は関節負担が少なく継続しやすいため長期的にはZ2がダイエット向き。

マラソン準備

Z2でLSD(90分-2.5時間)週1回、Z3-Z4でペース走・閾値走週2回、Z5でインターバル週1回。ケニア勢のポラライズド・トレーニングではZ2が全体の80%以上を占めます。

高齢者の体力維持

60歳以上はTanaka式(HRmax=208-0.7×年齢)を使用し、Z1-Z2中心の週3回・30-45分の運動が推奨。転倒予防にはバランス運動・軽い筋トレも並行。

HIIT(高強度インターバル)

タバタ式(20秒Z5+10秒レスト×8セット=4分)、Norwegian 4×4(4分Z5+3分Z2×4)などのプロトコルで、短時間でVO2max向上効果。週1-2回が上限。

週間トレーニング設計例(40歳・健康維持〜サブ4マラソン目標)

曜日強度時間心拍目的
月休養——回復日
火Z3有酸素45分130-145持久力
水Z2脂肪燃焼30-45分115-130回復ジョグ
木Z4無酸素閾値30分(15分+15分)145-160LT向上
金Z2 or 休養30分110-125回復
土Z5インターバル30分(3分×5本)160-175VO2max
日Z2ロング走90-120分125-140脂肪代謝・脚筋持久力

週合計4-5時間、Z2を全体の70%以上に配分することでオーバートレーニング症候群を予防できます。

よくある間違い・注意点

  • 脂肪燃焼ゾーン(Z2)の誤解 — 「Z2が脂肪燃焼最効率」は脂肪燃焼割合(%)は正しいが、絶対量ではZ3-Z4のほうが多い。総カロリー消費が大きい高強度のほうが減量に有利という研究も。長時間続けやすいZ2が継続性でダイエット向きなだけです。
  • 220-年齢式の絶対視 — 個人差±10-12bpmあり、女性はGulati式(206-0.88×年齢)、20代-90代全般ではTanaka式(208-0.7×年齢)のほうが誤差小。本格アスリートは実測トレッドミルテストで±2bpm精度確保を。
  • 気温・水分状態による心拍上昇 — 暑熱・脱水・カフェイン摂取で安静時+15-20bpm。普段より20%以上高い時は強度下げるか中止。
  • 心拍計の精度過信 — 光学式(手首)は±5-15bpmの誤差があり、腕振り・寒冷・浅黒肌で精度低下。本格運動は胸ベルト式(±1bpm)と組み合わせが推奨。
  • HIITの連日実施 — 高強度インターバルは週1-2回が上限。連日行うと交感神経過緊張・オーバートレーニング症候群のリスク。少なくとも48時間の回復を確保。

参考文献・公的資料

心拍数と運動処方のより正確な情報は、以下の公的機関・学会の資料を参照してください。

※本ページの計算結果は220-年齢式・Karvonen法に基づく概算値です。実際の最大心拍数は個人差±10-12bpmあります。

よくある質問(FAQ)

脂肪燃焼ゾーンの真実は?

「Z2(60-70%HRmax)が脂肪燃焼最効率」は脂肪燃焼の割合(%)は正しいが、絶対量ではZ3のほうが多いのが実情。ただし総消費エネルギーの大きい高強度運動のほうが脂肪減量に有利という研究も多数あります。長時間継続しやすく関節負担が小さいZ2がダイエットに向くのは継続性の観点から。理想は複数ゾーンの組み合わせ。

Karvonen法とMAX法の違いは?

MAX法は単純な最大心拍×強度%、Karvonen法は予備心拍数(HRR)を使い個人差を反映。安静時心拍数が低い人(鍛えている人)にはKarvonen法のほうが適切な強度を算出。スポーツの現場ではKarvonen法が主流、簡便性でMAX法を使うことも。当ツールは両方表示します。

「220-年齢」式の精度は?

個人差±10-12bpmあり、決して絶対値ではありません。より精密にはTanaka式(HRmax=208-0.7×年齢)、女性はGulati式(206-0.88×年齢)のほうが誤差が小さいとされます。本格アスリートは実測トレッドミルテストで±2bpm精度、市民ランナーは実際のインターバル走で観測される最高心拍を実測HRmaxとするのがベストです。

心拍計の種類の選び方は?

1. 胸ベルト型(Polar H10・Wahoo TICKR、精度±1bpm、5,000-15,000円)がベスト、2. 光学式スマートウォッチ(Apple Watch・Garmin・Coros、±5-15bpm)は日常使いに最適、3. スイム・格闘技は上腕バンド型推奨。本格運動なら胸ベルト、日常はスマートウォッチで十分です。

運動中の心拍急上昇の原因は?

暑熱・脱水・カフェイン・アルコール・睡眠不足で安静時+15-20bpm、運動時心拍も高めに出ます。普段より20%以上高い時は強度を下げるか運動中止。

安静時心拍数の測り方は?

朝起床直後、横になった状態で1分間手首や首の脈を触れて数える。3日以上の平均を取ると信頼性up。スマートウォッチの睡眠中連続測定機能もほぼ同等の値。コーヒー・アルコール・ストレス直後は避ける。一般成人60-80bpm、運動習慣あり55-65bpm、市民ランナー50-60bpm、プロアスリート40-50bpmが目安。

心拍と主観的疲労(RPE)どちらを重視すべき?

両方併用が最善。心拍=客観値、RPE=主観値。気温・脱水・睡眠不足で心拍は簡単に±10-15bpm変動するため、体調が悪い日は心拍だけを基準にすると過負荷になります。Borgスケール(6-20の21段階)で「ややきつい」(RPE 13)を目安に、心拍と乖離があれば主観優先で強度調整を。

高齢者の目標心拍数は?

60歳以上はTanaka式(HRmax=208-0.7×年齢)の使用を推奨、220-年齢式は下振れリスクがあります。60-70%HRmaxのZ1-Z2中心・週3回・30-45分が基本です。

HIIT(高強度インターバル)の心拍は?

Z5(90-100%HRmax)を短時間繰り返す。代表的プロトコルはタバタ式(20秒Z5+10秒レスト×8=4分)、Norwegian 4×4(4分Z5+3分Z2×4)。VO2max向上効果が高い一方、循環器系への負担も大きいため週1-2回が上限です。