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ノンフリート等級 割引率 早見表|20等級-63%・10等級-46%・6等級-13%、1〜20等級と事故有の全率

【ご注意】このページの計算結果・情報は参考値です。正確性・最新性は保証できません。税務・法務・お金・設計・施工・安全などに関わる判断は、公式の資料と専門家の確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。免責事項

20等級 −63%(事故有 −51%)、15等級 −53%、10等級 −46%、8等級 −38%、6等級(新規)−13%、1等級 +108%。1〜20等級の割増引率を無事故・事故有の両方で並べた早見表を載せてあるので、入力せずそのまま読み取れます。現在の等級・事故有無・標準保険料を入力すれば、来年の等級と割増引率・保険料もその場で計算できます。3等級ダウン事故の影響、事故有期間3年(加算されても上限6年)、6等級から無事故継続14年で20等級到達、家族間の等級引継ぎ、等級プロテクト特約、他社乗換時の等級移行までを解説します。「保険を使うべきか自費修理か」も、3年分の追加保険料と修理費を比べる形で判断できます。なお割増引率そのものは保険会社ごとに定めるもので、下表は広く使われている水準を本ツールの前提値として置いたものです。

最終更新:2026-07-26/監修:計算ツールズ編集部

等級・保険料 計算ツール

割引・割増前の年間保険料。

ノンフリート等級制度の基本

自動車任意保険のノンフリート等級制度は、1〜20の20段階で契約者ごとの事故リスクを評価する仕組みです。「ノンフリート」とは所有台数9台以下の個人・小規模契約を指し、10台以上の法人フリート契約とは別体系です。損害保険料率算出機構が全社共通の割引率基準を提示し、各社はこれを基に商品を設計しています。

新規契約は6等級(13%割引)スタート。無事故で1年経過ごとに1等級ずつ上がり、事故時は原則3等級ダウン。最上位の20等級は63%割引と半額以下になる一方、最下位の1等級は108%割増と2倍以上に。事故リスクに応じた保険料調整の代表例です。

計算式と等級推移

翌年等級 = 現在等級 + 1(無事故) or ‐3(3等級ダウン事故) or ‐1(1等級ダウン事故)
実質保険料 = 標準保険料 × (1 + 割増引率)
20等級到達年数 = (20 ‐ 現在等級) 年(無事故継続時)

無事故継続で毎年1等級アップし、20等級で頭打ち。20等級到達後も無事故は継続扱いで、保険料は63%割引のまま維持されます。事故を起こすと3等級ダウン+事故有期間3年で、割引率が大きく下がります。

1-20等級の割引率完全早見

各等級の割増引率と、標準保険料100,000円での実質年額を一覧化しました。割増引率そのものは各保険会社が自社の商品ごとに定めるもので、公的機関が一律の数表を公表しているわけではありません。下表は市場で広く使われている水準を本ツールの前提値として置いたものです。契約中・見積中の会社の実際の率は、必ずその会社の重要事項説明書または約款で確認してください。

ただし、次の点は損害保険料率算出機構「自動車保険の概況」で確認できる公的な事実で、下表もこれと矛盾しません。

  • 1等級と20等級(無事故)の較差は約5.62倍。下表の1等級+108%(1.08倍増=2.08)と20等級−63%(0.37)の比がちょうど5.62になります。
  • 20等級の「無事故」と「事故有」の最大較差は約1.32倍。下表の−63%(0.37)と−51%(0.49)の比が1.32です。
  • 1等級から6等級には「無事故」「事故有」の区別がありません。区分が分かれるのは7等級から20等級までです。下表で1〜6等級の2列が同じ値なのはこのためです。
  • 新規契約は通常6等級から。一定の条件を満たす2台目以降の契約は7等級から始まります。
  • ノンフリート契約者のうち20等級の割合は2023年度で52.0%(対人賠償責任保険)。半数以上が最大割引に達しています。
等級無事故割引率事故有割引率無事故年額事故有年額
20等級-63%-51%37,000円49,000円
19等級-57%-50%43,000円50,000円
18等級-56%-46%44,000円54,000円
17等級-55%-44%45,000円56,000円
16等級-54%-32%46,000円68,000円
15等級-53%-28%47,000円72,000円
14等級-52%-25%48,000円75,000円
13等級-51%-24%49,000円76,000円
12等級-50%-22%50,000円78,000円
11等級-48%-20%52,000円80,000円
10等級-46%-19%54,000円81,000円
9等級-44%-18%56,000円82,000円
8等級-38%-15%62,000円85,000円
7等級(2台目以降の新規など)-27%-14%73,000円86,000円
6等級(標準新規)-13%-13%87,000円87,000円
5等級-2%-2%98,000円98,000円
4等級+7%+7%107,000円107,000円
3等級+38%+38%138,000円138,000円
2等級+63%+63%163,000円163,000円
1等級+108%+108%208,000円208,000円

20等級と1等級の差は年17万円。10年で170万円と、車1台分に匹敵する差額です。等級を大切に育てる価値がわかります。

事故ダウン制度(3級/1級)

事故の内容によって、翌年の等級ダウン幅が変わります。

事故区分ダウン幅事故有期間該当例
3等級ダウン事故-33年対人・対物・車両保険使用
1等級ダウン事故-11年飛び石・盗難・自然災害等
ノーカウント事故00年人身傷害・搭乗者傷害のみ使用
無事故継続+1—1年間何も使用せず

1等級ダウン事故は本人の運転責任がない事故(飛び石・盗難・落書き・自然災害)に限定されます。ノーカウント事故は等級据置で、人身傷害保険・搭乗者傷害保険・弁護士費用特約のみを使う場合に該当します。

事故有期間と履歴

3等級ダウン事故を起こすと、事故1件につき3年間「事故有」区分が適用され、割引率が下がります。事故有期間は1年経過するごとに1年ずつ短くなりますが、事故有期間中にさらに事故があると期間が加算され、1年間に3件以上の事故があった場合でも上限は6年です(損害保険料率算出機構「自動車保険の概況」)。10等級で事故を起こした場合の推移を見てみましょう。

年等級状態割引率年間保険料(標準10万円)
事故前10等級無事故-46%54,000円
事故直後(翌年)7等級事故有-14%86,000円
翌々年8等級事故有-15%85,000円
3年後9等級事故有-18%82,000円
4年後10等級無事故に復帰-46%54,000円
3年累計追加負担———+102,000円

無事故なら3年間で11・12・13等級と上がり、52,000+50,000+49,000=151,000円。事故を1回起こすと7・8・9等級(事故有)で86,000+85,000+82,000=253,000円となり、3年間の追加負担は102,000円です。つまり修理費が102,000円を下回るなら自費修理のほうが安く、それを超えるなら保険を使ったほうが得になります。対物修理15万円なら保険を使う判断です。等級・保険料が違えば分岐点も変わるので、上の計算機に自分の等級と保険料を入れて確かめてください。

家族間等級引継ぎ

同居家族間なら等級引継ぎが可能で、これを活用すれば新規契約時のコストを大幅削減できます。

引継ぎ可能な範囲

「配偶者」「同居の親族(6親等以内血族・3親等以内姻族)」まで引継ぎ可能。別居の子・親はNG。同居の証明は住民票で行います。

典型的な活用例

親20等級を子(初任者)に譲渡し、親は新規6等級で車両を追加購入。子は63%割引でスタート、親は新規6等級(13%割引)で開始。子が新規6等級から始めるより保険料を大きく抑えられます(差額は保険料・年齢条件で変わるため見積もりで確認)。

手続きの流れ

親の契約を子名義に変更→親は新契約を6等級で開始。保険会社を跨いでも引継ぎ可能ですが、同一保険会社の方が手続きスムーズ。証券・住民票・免許証提示が必要です。

注意点

引継ぎ後は元契約者(親)の等級はリセットされ、以後は新規6等級から積み上げ直し。親が高齢で保険料単価が上がっている場合、引継ぎ効果は限定的になることも。事前シミュレーションが重要です。

等級プロテクト特約

等級プロテクト特約(等級据置特約)は、事故を起こしても等級ダウンしない特約です。ただし多くの保険会社で廃止・縮小されており、現在は限定的な運用となっています。

項目内容
保険料年3,000-6,000円程度の追加
効果事故1回まで等級据置(3等級ダウンしない)
対象事故3等級ダウン事故のみ(1等級ダウン・ノーカウントは元々対象外)
現状多くの保険会社で新規販売終了、既契約のみ継続
代替「事故有等級で契約を維持」+「小額事故は自費修理」

現代の合理的な選択は、等級プロテクトを付けず・小額事故は自費修理の運用です。等級プロテクト特約が使えても、事故有期間3年は付くため、実質的な負担軽減効果は限定的です。

他社乗換時の等級移行

自動車保険は保険会社を跨いでも等級を引継ぎ可能です。損害保険料率算出機構の共通データベースで管理されています。

継続割引の途切れ

前契約の満期日・解約日の翌日から7日以内に新契約が始まらないと、7〜20等級は引き継げず6等級からになります(1〜5等級の割増は13か月以内なら引き継がれます)。空白を作らず切り替えるのが原則。

ダイレクト型 vs 代理店型

ダイレクト型(ソニー損保・チューリッヒ・SBI・アクサ等)は代理店型より安い傾向があります(差は条件で大きく変わる)。等級を活かして最安のダイレクト型に乗換で、年3〜8万円の節約可能。

乗換時のチェックポイント

1)等級・事故有期間、2)補償内容(対人無制限・対物無制限・人身傷害3,000万等)、3)車両保険の免責金額、4)ロードサービス、5)弁護士費用特約、を必ず比較。

比較サイト活用

価格.com・保険の窓口インズウェブ等で複数社一括見積可能。運転者年齢・車種・使用目的で数十万円の差になることも。年1回の見直しが理想的です。

保険を使う/使わないの判断

事故時、「保険を使うべきか自費修理か」は今後3年間の追加保険料 vs 修理費用で判断します。

判断式:
自費修理額 < 3年間の保険料増加額 → 自費修理が得
自費修理額 > 3年間の保険料増加額 → 保険使用が得

典型的な分岐点:10等級・標準保険料10万円で事故1回3年間の追加負担は102,000円。修理額がこれ未満なら自費修理、超えるなら保険使用です。ただし翌年以降さらに事故を起こせば差はもっと広がりますし、車両保険の免責金額や等級プロテクト特約の有無でも分岐点は動きます。上の計算機に自分の等級・保険料を入れて、その場の数字で判断してください。

実務での活用シーン

初任者の任意保険設計

免許取得直後の新規契約は6等級(13%割引)スタート。家族の等級引継ぎを使えば、初年度から高い等級の割引を受けられます。

事故後の保険使用判断

物損事故直後、修理見積と3年間追加保険料の比較で自費・保険使用を即判断。標準保険料10万円なら、10等級で約10.2万円、20等級で約4.9万円、5等級で約18.6万円が分岐点。

年次見直しでの他社乗換

ダイレクト型・代理店型の比較、年齢条件・運転者限定条件の見直しで年3〜8万円削減。ゴールド免許なら追加割引もあります。

家族の等級引継ぎ計画

子が免許取得予定なら、事前に親の車両保険を子名義に変更する準備。同居中の証明として住民票を取得しておく。

車両保険の要否判断

新車購入直後は車両保険加入(一般条件)が推奨、5年以上経過後は「エコノミー」または車両保険なしで年3〜10万円節約。

法人フリート契約への移行

10台以上保有ならフリート契約が有利。ノンフリート等級とは別体系で、保有台数と事故率で保険料が決まる。運送業・タクシー業で活用されます。

よくある間違い・注意点

  • 「事故有期間3年」を「等級ダウン後3年」と誤解 — 事故有期間は翌年から3年間で、この間は「事故有」等級の低い割引率が適用されます。4年目からは「無事故」等級に復帰、割引率が元通りに戻ります。
  • ノーカウント事故で無事故扱いと安心 — 人身傷害・搭乗者傷害・弁護士費用特約のみ使用ならノーカウント(等級据置)ですが、車両保険や対物保険を同時に使うと3等級ダウン事故に切り替わります。事故報告時に必ず確認。
  • 等級プロテクト特約を過信 — 現在多くの保険会社で新規販売終了。既契約でも「1事故のみ据置」で、事故有期間3年は付くため実質的な節約効果は限定的。
  • 他社乗換時の空白日を作る — 満期日・解約日の翌日から7日を超えて空くと7〜20等級は引き継げず、6等級からやり直しに。乗換時は必ず当日切替、開始時刻も0時に揃えます。
  • 家族引継ぎで同居証明を軽視 — 引継ぎには同居の証明書類(住民票)が必要。別居の子・親・兄弟は引継ぎ不可。二世帯住宅で世帯分離している場合も判断微妙で、事前に保険会社確認が必要です。
  • 「保険を使わなければ等級ダウンしない」と誤解 — 事故を起こしても保険会社に報告しなければ等級据置ですが、後から相手方が請求する可能性あり、その場合遡って3等級ダウンに。事故は必ず報告した上で使用要否を判断します。
  • 年齢条件・運転者限定の設定漏れ — 「35歳以上」「本人・配偶者限定」等の条件で20〜30%割引になります。ゴールド免許割引・ASV割引・ネット申込割引を組み合わせれば年3〜5万円追加節約可能です。

参考文献・公的資料

より正確な保険料率・等級制度の詳細は、以下の公的機関・業界団体の情報を参照してください。

※本ページの割引率・保険料は損害保険料率算出機構の参考純率に基づく標準値で、実際の保険料は各保険会社の商品・年齢条件・運転者条件・車種・使用目的で変動します。契約前に必ず複数社の見積を取得し、補償内容と保険料のバランスを比較してください。事故時の保険使用可否は、担当者と相談の上判断してください。制度改正で等級制度も変更される可能性があります。

よくある質問(FAQ)

3等級ダウン事故の影響は?

10等級→事故有7等級に転落。割引率46%→14%に減少し、事故有期間は3年継続。10万円標準保険料なら3年で約10.2万円の追加負担。修理費用より高くつくケースもあるため、小額事故は自費修理の判断が合理的です。

20等級到達までの年数は?

新規6等級スタートで14年無事故継続で20等級。1等級ダウンでリセット、3等級ダウンだと大幅巻き戻し。コツコツ積み上げが王道で、20等級は-63%の最大割引。年間3万円の保険料になり、下位等級との差は10万円/年以上。

家族間の等級引継ぎとは?

同居家族なら等級引継ぎ可能。親20等級を子に譲り、親は新規6等級で契約し直す。子が新規6等級から始めるより保険料を大きく抑えられます。免許取得直後の子・孫の任意保険で活用効果大。同居証明として住民票が必要です。

1等級でも保険加入できる?

1等級は+108%(保険料2倍)。加入自体は可能ですが、保険会社が引受拒否するケースあり。少額事故は自費修理が経済的選択肢。対人・対物無制限は絶対に切らず、車両保険を外して負担軽減する方法があります。

保険を使わない判断基準は?

「3年間の追加保険料 vs 修理費用」で比較。10等級・標準10万円なら3年増約10.2万円、修理約10.2万円が分岐点。20等級だと3年増約4.9万円で、より少額から自費修理が有利。事故時に保険会社担当と相談しつつ、この試算を必ず実施します。

ゴールド免許割引はいくら?

多くの保険会社でゴールド免許保有者に追加割引があります(割引率は会社・商品で異なる)。違反点数計算で違反を回避しゴールド維持することが、直接的な保険料節約になります。

他社乗換時の等級はどうなる?

保険会社を跨いでも等級・事故有期間はそのまま引継ぎされます。損害保険料率算出機構の共通データベースで管理。ただし満期日・解約日の翌日から7日を超えて空くと7〜20等級は引き継げず、6等級からやり直しに。当日切替が原則です。

ダイレクト型と代理店型の差は?

ダイレクト型(ソニー損保・チューリッヒ・SBI等)は代理店型より安い傾向があります(差は条件で大きく変わる)。事故対応は代理店型の方が手厚い場合もあります。年1回の見積比較で最適選択、乗換で年3〜8万円削減も可能。

1等級ダウン事故とは?

本人責任のない事故のみ該当。飛び石・盗難・落書き・自然災害・火災等が典型例。3等級ダウンとの差は事故有期間が3年→1年に短縮される点で、修理費用の負担が軽くなります。事故発生時に保険会社と協議して認定します。

ノーカウント事故とは?

人身傷害保険・搭乗者傷害保険・弁護士費用特約のみを使用した場合の事故。等級据置で翌年も無事故扱い。ただし対物・車両保険を同時に使うと3等級ダウン事故に切り替わるため、使用時は保険会社に必ず確認します。

等級プロテクト特約は使うべき?

現在多くの保険会社で新規販売終了。既契約でも「1事故のみ据置」で事故有期間3年は付くため、節約効果限定的。年3,000-6,000円の追加保険料を「事故時の自費修理原資」として貯金する方が合理的です。

車両保険は入るべき?

新車購入から5年以内は一般条件で加入推奨、5年経過後は「エコノミー」または「車両保険なし」で年3〜10万円節約。10年落ちの車は車両保険をつけない選択が経済合理的。ローン残債がある間は車両保険必須が金融機関条件になることも。