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地域メッシュメッシュコード緯度経度統計

地域メッシュコードの変換

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緯度経度から1次・2次・3次のメッシュコードを求め、逆にメッシュコードからその区画の範囲・中心・大きさ・面積を算出します。国勢調査などの統計データやハザードマップの集計単位として使われる標準地域メッシュに対応しています。

最終更新:2026-09-18/監修:計算ツールズ編集部

地域メッシュコードの変換ツール

計算式

標準地域メッシュは緯度経度を機械的に区切った区画です。1次メッシュは緯度 40分・経度 1度ごとに切り、コードは 緯度×1.5 の整数部(2桁)+(経度−100)の整数部(2桁) の4桁。2次メッシュは1次を縦横8等分して 1桁ずつ足した6桁、3次メッシュは2次をさらに縦横10等分して8桁になります。

既定値の東京駅(北緯 35.681236°・東経 139.767125°)では、35.681236×1.5=53.52 から 53、139.767125−100=39.77 から 39 で1次は 5339。2次は緯度側の余り 20.87416分を 5分で割った 4、経度側の余り 0.767125度を 0.125度で割った 6 を足して 533946。3次はさらに縦横10等分して 53394611 です。逆にコードから戻すと、その区画の南西端と大きさが求まり、3次メッシュは南北約 926m・東西約 1,140m(北緯35度)になります。

標準地域メッシュの区分

次数桁数緯度の幅経度の幅一辺の目安用途
1次メッシュ4桁40分1度約80km地方の集計・地形図の図郭
2次メッシュ6桁5分7分30秒約10km市町村規模の集計
3次メッシュ(基準地域メッシュ)8桁30秒45秒約1km国勢調査などの統計単位
1/2地域メッシュ9桁15秒22.5秒約500m詳細な人口分布
1/4地域メッシュ10桁7.5秒11.25秒約250mハザードマップ・詳細解析

主な都市の3次メッシュコード

場所緯度経度1次2次3次
東京駅35.681236, 139.767125533953394653394611
大阪駅34.702485, 135.495951523552350352350349
名古屋駅35.170694, 136.881637523652366752366700
札幌駅43.068661, 141.350755644164414264414288
博多駅33.589912, 130.420395503050303350303303

緯度による3次メッシュの大きさの違い

緯度南北東西面積
北緯26度(沖縄)約926m約1,251m約1.158km²
北緯33度(九州)約926m約1,167m約1.081km²
北緯35度(関東)約926m約1,140m約1.056km²
北緯43度(北海道)約926m約1,018m約0.942km²

※地図と住所の検索には国土地理院の公開サービスを利用しています(地理院タイル・地名検索・逆ジオコーディング)。仕様は予告なく変わることがあり、結果の正確性を保証するものではありません。登記・測量・法令上の判断には、国土地理院の公式サービスと成果を使用してください。

地域メッシュコードの変換の詳しい解説

地域メッシュは、日本全国を緯度経度で機械的に区切った格子です。市町村のように境界が変わることがなく、全国どこでも同じ大きさに近い区画が得られるため、統計の集計単位として長く使われてきました。国勢調査の人口、経済センサスの事業所数、土地利用、ハザードマップの浸水想定などが、この区画ごとに整理されています。行政区画と違って合併や境界変更の影響を受けないので、何十年にもわたる時系列の比較ができるのが最大の利点です。

区切り方には規則があります。まず緯度 40分・経度 1度の格子で切ったものが1次メッシュで、これはちょうど 20万分の1 地勢図の図郭にあたります。コードは緯度を 1.5倍した整数部と、経度から 100 を引いた整数部を並べた4桁です。緯度に 1.5 を掛けるのは、40分=3分の2度で割ることと同じで、結果を整数にするための工夫です。次に1次を縦横それぞれ8等分したものが2次メッシュで、5万分の1地形図の図郭に対応します。さらに2次を縦横10等分したものが3次メッシュ、別名で基準地域メッシュと呼ばれ、一辺がおよそ1kmになります。統計データで単に「メッシュ」と言えば、この3次メッシュを指すことがほとんどです。

3次メッシュより細かい区画も定義されています。3次を4分割したものが1/2地域メッシュで一辺約500m、さらに4分割した1/4地域メッシュが約250mです。コードは3次の8桁の後ろに分割位置を示す数字を足していく形で、9桁・10桁になります。近年のハザードマップや人口推計では250mメッシュが使われることが増えており、細かい分析が求められる場面ではこちらを扱います。

注意すべきは、メッシュの形が正方形ではないことです。緯度方向の幅は南北どこでも一定でおよそ926mですが、経度方向は経線が極に向かって収束するため、北へ行くほど狭くなります。3次メッシュの東西の長さは沖縄でおよそ1,251m、北海道では約1,018mと、2割以上の差があります。面積も同様に変わるため、メッシュあたりの人口密度を全国で比べるときは、この面積の違いを考慮しないと北日本の密度を過大に評価してしまいます。

もう一つの落とし穴は測地系です。メッシュコードは緯度経度から機械的に決まるので、使う緯度経度が日本測地系か世界測地系かでコードが変わることがあります。両者は日本付近でおよそ400mずれるため、3次メッシュの一辺の半分近くに相当し、区画の境界付近では別のコードになります。古い統計データと新しい位置情報を突き合わせるときは、どちらの測地系に基づくコードかを確認してください。現在の統計は世界測地系が基準です。

業界・現場での使い方

統計データの集計・地図化

住所や座標を持つ台帳にメッシュコードを付け、国勢調査などのメッシュ統計と結合します。

ハザードマップの照合

対象地点のメッシュコードを求め、浸水想定や揺れやすさのメッシュデータと突き合わせます。

出店・商圏の分析

候補地周辺のメッシュを列挙し、人口や事業所数を積み上げて商圏規模を見積もります。

気象・環境データの利用

メッシュ単位で提供される降水量や気温の推計値を、対象地点のコードから引きます。

よくある間違い・注意点

  • メッシュが正方形だと思う — 緯度方向は約926mで一定ですが、経度方向は緯度で変わり沖縄と北海道で2割以上違います。
  • 面積を一律1km²として密度を計算する — 実際は約0.94〜1.16km²の幅があります。全国比較では面積の違いを考慮します。
  • 測地系を確認せずにコードを比べる — 日本測地系と世界測地系では約400mずれ、境界付近では別のコードになります。
  • 桁数と次数を取り違える — 4桁が1次、6桁が2次、8桁が3次です。9桁・10桁は1/2・1/4地域メッシュです。
  • 1次メッシュの緯度を40で割る — 40分=3分の2度なので、緯度に1.5を掛けます。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

メッシュコードはどう求めますか?

1次は緯度×1.5の整数部と経度−100の整数部を並べた4桁です。東京駅は5339、3次では53394611 になります。

3次メッシュの大きさは?

緯度幅30秒・経度幅45秒で、南北約926m、東西は緯度により約1,018〜1,251mです。

メッシュは正方形ですか?

正方形ではありません。経度方向の長さが緯度によって変わるため、北へ行くほど東西が短くなります。

コードから場所を逆算できますか?

できます。コードを入れると区画の南西端と北東端、中心の緯度経度、一辺の長さと面積を表示します。

1/2地域メッシュとは何ですか?

3次メッシュを4分割した一辺約500mの区画で、コードは9桁になります。さらに4分割した1/4地域メッシュは10桁・約250mです。

統計で使われるのはどの次数ですか?

国勢調査などで単に「メッシュ」と言えば3次メッシュ(基準地域メッシュ・約1km)を指すことがほとんどです。

測地系でコードは変わりますか?

変わることがあります。日本測地系と世界測地系では約400mずれるため、区画の境界付近では別のコードになります。

1次メッシュは地形図と関係ありますか?

1次は20万分の1地勢図、2次は5万分の1地形図の図郭に対応しています。

メッシュを使う利点は何ですか?

市町村と違って境界が変わらないため、合併の影響を受けずに長期の時系列比較ができます。