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緯度経度度分秒変換座標

緯度経度の表記変換

【ご注意】このページの計算結果・情報は参考値です。正確性・最新性は保証できません。税務・法務・お金・設計・施工・安全などに関わる判断は、公式の資料と専門家の確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。免責事項

十進度と度分秒を上下に入れると、両方向の変換を同時に表示します。度分表記、地図アプリにそのまま貼れるカンマ区切り、総秒数、桁数ごとの分解能に加え、上下の入力が同じ地点を指しているかを距離で確かめられます。測量成果・海図・GPS機器・地図アプリの間で表記を合わせるときに使います。

最終更新:2026-09-18/監修:計算ツールズ編集部

緯度経度の表記変換ツール

計算式

十進度から度分秒へは、度=整数部、分=小数部×60 の整数部、秒=そこからの小数部×60 と順に取り出します。既定値の緯度 35.681236° では、度=35、小数部 0.681236×60=40.87416 なので分=40、残り 0.87416×60=52.450秒 となり、35°40′52.450″ です。

逆に度分秒から十進度へは 度+分/60+秒/3600 で戻します。35+40/60+52.45/3600=35+0.666667+0.014569=35.681236°。度分表記は秒を分の小数として持つ形で、分=小数部×60 をそのまま小数で書き、35°40.8742′ になります。南緯と西経は符号をマイナスにするか、S・W を付けて表します。

3つの表記の対応(東京駅)

表記緯度経度変換
十進度(DEG)35.681236°139.767125°基準
度分秒(DMS)35°40′52.450″139°46′01.650″度+分/60+秒/3600
度分(DM)35°40.8742′139°46.0275′度+分/60
総秒数128,452.450″503,161.650″十進度×3600

よくある変換の間違い

誤り正しい値ずれ
35°40′52″ を 35.4052 と書く35.681236約31km
分を100で割る(40/100=0.40)40/60=0.6667約30km
秒を60で割る(52/60=0.867分)を度に足す52/3600=0.01456度約95km
緯度と経度を入れ替える緯度が先、経度が後まったく別の場所

1度・1分・1秒が表す距離(日本付近)

単位緯度方向経度方向(北緯35°)
1度約111.0km約91.3km
1分約1.85km約1.52km
1秒約30.8m約25.4m
0.1秒約3.1m約2.5m
0.001度約111m約91m
0.000001度約0.111m約0.091m

※地図と住所の検索には国土地理院の公開サービスを利用しています(地理院タイル・地名検索・逆ジオコーディング)。仕様は予告なく変わることがあり、結果の正確性を保証するものではありません。登記・測量・法令上の判断には、国土地理院の公式サービスと成果を使用してください。

緯度経度の表記変換の詳しい解説

緯度経度には主に3つの書き方があり、分野ごとに慣習が違います。十進度は度を小数で表す形で、地図アプリやプログラムが扱いやすいため現在いちばん広く使われています。度分秒は 1度を 60分、1分を 60秒に分ける古くからの形で、測量成果や海図、登記の図面はこの形式です。度分は度と分だけを使い分を小数で表す中間的な形で、航海や航空、GPS機器の画面でよく見かけます。同じ場所を指していても表記が違えば数字はまったく別に見えるため、受け取った座標がどの形式かを最初に確かめることが、位置の取り違えを防ぐ第一歩です。

変換で最も多い間違いは、分や秒を 10進数として扱ってしまうことです。35°40′52″ を 35.4052 と書いてしまう誤りは非常に多く、実際には 35.681236 なので、およそ 31km も離れた場所を指すことになります。分は 60 で、秒は 3600 で割るという関係さえ覚えておけば防げます。逆方向でも、十進度の小数部に 60 を掛けて分、その小数部にさらに 60 を掛けて秒、という手順を守れば間違えません。このページは両方向を同時に表示するので、手計算の検算にも使えます。

桁数と距離の関係を知っておくと、どこまで書けばよいかの判断ができます。緯度の 1度は子午線に沿っておよそ 111km なので、1秒は約 30.8m、0.1秒で約 3.1m です。十進度なら小数第3位で約 111m、第5位で約 1.1m、第6位で約 0.11m になります。経度方向の距離は緯度の余弦に比例して縮み、北緯 35度では緯度方向の約 0.82倍、北緯 45度では約 0.71倍です。したがって同じ小数桁でも、北へ行くほど経度側の分解能は細かくなります。

符号の扱いも実務では重要です。十進度では北緯と東経を正、南緯と西経を負とするのが国際的な約束で、プログラムやAPIはこの前提で動きます。一方、度分秒では符号を使わず N・S・E・W の文字を付けるのが一般的です。日本国内だけを扱っていると符号を意識する場面は少ないのですが、海外のデータを取り込むときや、南半球の座標を扱うときに、マイナスの度分秒をどう解釈するかで混乱が起きます。マイナスは度の部分だけに付け、分と秒は常に正の値として扱うのが慣例です。

最後に、日本国内の座標であれば緯度がおおむね 20〜46度、経度が 122〜154度の範囲に入ります。この範囲から外れた値が出たときは、緯度と経度を入れ替えていないか、表記を取り違えていないかを疑うのが実務的なチェックです。経度は 3桁になることが多く緯度は 2桁なので、桁数を見るだけでも取り違えに気づけます。このページは入力された座標が日本の範囲に収まっているかを判定して表示するので、データを取り込むときの一次チェックに使えます。

業界・現場での使い方

測量成果と地図アプリの橋渡し

度分秒で書かれた成果を十進度に直し、地図アプリやGISに取り込みます。

GPS機器・ドローンの設定

機器が度分表記の場合に、計画で使っている十進度から変換して入力します。

海図・航空図の読み取り

度分秒で書かれた位置を十進度に直し、電子海図や計算に使います。

データ取り込み時の検査

緯度経度の入れ替わりや表記の取り違えを、日本の範囲判定で一次チェックします。

よくある間違い・注意点

  • 分や秒を10進数として扱う — 35°40′52″ は 35.4052 ではなく 35.681236 です。約31km ずれます。
  • 分を100で割る — 分は60で割ります。40分は0.6667度であって0.40度ではありません。
  • 秒を60で割って度に足す — 秒は3600で割ります。60で割ると分になります。
  • 緯度と経度を入れ替える — 日本では緯度が2桁(20〜46)、経度が3桁(122〜154)です。桁数で見分けられます。
  • 南緯・西経の符号を分や秒にも付ける — マイナスは度の部分だけに付け、分と秒は正の値として扱うのが慣例です。

関連する規格・公的資料

※本ツールは公的基準に基づく参考計算です。医療・法務・税務の判断は最新の告示・規格および専門家の判断に従ってください。

よくある質問(FAQ)

度分秒を十進度に直すには?

度+分÷60+秒÷3600 です。35°40′52.45″ は 35.681236° になります。

十進度を度分秒に直すには?

整数部が度、小数部×60の整数部が分、その小数部×60が秒です。

35°40′52″ を 35.4052 と書くとどれだけずれますか?

正しくは 35.681236 なので、約31km 離れた場所になります。

度分(DM)表記とは何ですか?

度と分だけを使い、分を小数で表す形式です。35°40.8742′ のように書き、航海や航空、GPS機器で使われます。

南緯や西経はどう表しますか?

十進度ではマイナス、度分秒では S・W を付けます。マイナスは度の部分だけに付けます。

小数は何桁必要ですか?

建物を指すなら5桁(約1.1m)、測量なら6桁(約0.11m)です。3桁では約111mの誤差になります。

1秒は何メートルですか?

緯度方向で約30.8m、北緯35度の経度方向で約25.4mです。

経度のほうが距離が短いのはなぜですか?

経線は極で収束するためで、緯度の余弦に比例します。北緯35度では緯度方向の約0.82倍です。

入力した値が日本の範囲か確認できますか?

できます。緯度20〜46度・経度122〜154度の範囲かを判定して表示します。